創作初心者が大切にすべきだと思うこと
読者のみなさま、ごきげんよー
同人サークル The sense of sightのBLACKGAMERです
今日は物作りをする上で自分が気にしていることの話です !
俺が自分のシナリオを書き始めて一番最初に当たった大きな壁、それは…
「全力を出すことを恥ずかしがらない」
もう、これが一番大切で、そして何よりも難しいと思います
もうこれだけで十分に全てを語りつくしている感じなのですが
どうしてそれが必要なのかをもうちょっとだけ語らせてください
言い訳をしないで自分の手がけた作品と向き合うのは厳しい
「なんだ、全力を出してこの程度か」
バトル物のアニメや漫画では、おなじみのこの台詞は、
アニメや漫画を鑑賞する際にも割と言われている気がします
そう思われるのが悔しい、恥ずかしい、そんな理由で予防線を張りたくなります
誰かと一緒に行くだけでお金を払って歌うカラオケですら、
- 「最近歌ってないから覚えてるかなー」
- 「サビは歌えると思うけど、ほとんど忘れてるかも…」
- 「喉の調子が悪いから高い声が出ないかも…」
なんて言い訳が次から次へと飛び出しますから、
何かを作り出して見てもらおう、それに値段をつけようなんていうともっとです
- 時間がなかった
- 調子が悪かった
- 眠かった
- 完成してないけど無理やり終わらせた
本当はもっとできたんだけどね、まあ、しょうがないよね
でも、そんな雑な下書きをいくらやっても作品は完成しないしあんまり上達しません
本気の自分と向き合ってないから、成長することもできないのだと思います
こんな技法を使ってみようかな? この技、もしかしたら使えるかも?
そんな試行錯誤って、何かを真剣に覚えようとしたら大事だと思います
俺のシナリオの場合だと、バレバレでもいいから伏線を入れてみたり
エンドのシーンにヒロインとの出会いのシーンと関連付けをしてみたり
ああ、俺高等テクニックっぽいことしちゃってる、恥ずかしい…と思いながらも
自分が思いつく限りの一番面白い選択肢を選んでいきました
そんな風に、自分の作品をより良くするための最前手を検討したり試したりする前に、
「まだ本気出していないし…」という感覚が立ちはだかると、
そこで成長という歩みが、足踏みにかわってしまう気がするんです
その先にある経験・経験値を全て捨てるのですから、当然レベルもあがりません
だって、今できないことをできるようになるのが上に到達する、いわゆる上達なのに
そこへと手を伸ばさないのだから、巧くなるわけがありません
完成させた作品に満足しなかったり、今の自分よりも、もっと上手くなりたい…
という上昇を意識した考えができるのは大切なことだと思いますが
本気出してないからしょうがないよね、こんなもんだよね…という発想だけは
上達を望むのなら、しないほうがいいと思います
そうでないと、きっと、本気を出すよりも前に嫌になって終わります
創作で大事なのは、上手い、下手よりもどれだけ本気なのか…だと思います
それと、もう一つ大切なのは、どれだけ手を動かすことができるのか? です
どんなに上手だろうと、作品を作らなければ意味がありませんので
何かを作り続ける時間を確保し続けることこそ、一番だと思います
これからイラストや小説なども含めて何かを作り始める方は、
ぜひ、恥ずかしがらないということを頭に入れてもらえたら嬉しいです
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