星海社の新人賞に応募して玉砕してきましたっ!
読者のみなさま、ごきげんよー
同人サークル The sense of sightのBLACKGAMERです
2015年9月あたりにラノベの賞に応募するぞ!と意気込んでました
で、DAGGERの一章を送ったところ、選考にて一行のコメントをもらったので、せっかくなので臥薪嘗胆とともにご紹介しますっ!
転載元はこちら
「BLACKGAMER」で検索すれば該当箇所にたどり着きますっ!
下に転載してありますが、興味のある人は本文でどうぞ!
平林
ペンネームといえば、この人もなかなかすごいよ。
『DEGGER 戦場の最前点』。ペンネームは「BLACKGAMER」……!!!
どういうことなんだろうね……。
強制的に大量のアカウントでレベル上げをやらされてるのかな。
林
これは一行ですね。
掘り下げがまったくなくて、書いてる本人だけが楽しいタイプの小説でした。
と、こんな感じでご指摘いただきました。
「掘り下げ」って何? と思って「小説 掘り下げ」でググったら、
こんなのが出てきました
きっと座談会で指摘したいのは、キャラだけじゃない
「舞台設定」「世界観」「キャラの生い立ち」とか、その辺の色んなものに対しての作り込みなのでしょうね、たぶん
それを意識することで、もう少し面白くなるなら考えてみますかね
「掘り下げ」うんぬんはちょっと置いておくとして…
「書いてる本人だけが楽しいタイプ」というのは、的確な表現だと思います
俺の同人活動のコンセプトが、ただの一行で書き表されていました
俺は、自分が楽しいと思える物語を書いて、その「おすそ分け」という意味で同人ゲームなりSSを発表しているスタンスです
というのも、俺が楽しめもしないものを「面白いからいかがですか?」とは言えないからです
「本人だけ楽しい」か「周りも楽しい」か、それがプロとしての境界線なのでしょう
じゃあ、「本人だけ」じゃなく「周りも」楽しませる文章とは何か?
そのあたりが、掘り下げによって共感を集めることなんですかね?
文章における深み
心理を描写する上での深み
今までのDAGGERを書き直すことはしませんが、これからのDAGGERをもっと面白く出来ないかで、考えてみようと思います
ちょっと話が脱線しますが…
ブログを書くにあたって読者の顔を想像して書く…というのは、昔よりは意識出来るようになった気もします
それでも、本質的に俺が書く文章は、俺が後からもう一度読みたいと思えるかどうかが基準になってます
シナリオを書くという行為の中で、俺が楽しめるというのは絶対、かつ、最低限のラインです
これで俺が楽しめるものでないのなら、人様に販売しようなどと思いません
なので、結局は「書いている本人が楽しい文章」をお届けすることになりますが、そのあたりは、DAGGER読者の方はご了承いただければ嬉しいです
ただ、それがお前の独りよがりで、もっと面白くなる可能性があるよ! というなら
どうすれば、もっと面白くなるのかは真剣に考えなくてはいけません
ただ、あまりにハードルを高くして理想を求めすぎると
何を書いてもダメだ、つまらないと感じて何も書けなくなってしまうので、
そのあたりのさじ加減は気を付けて行きたいと思います
最後に復讐宣言
こんだけ言われたらね、悔しいですよ
「いやいや、俺の書いた話面白いし、あなたたちの目と感性が足りないだけだから」
なんて反論したい気持ちは、たくさんたくさんたーくさんあるので
この人たちの見る目がなかったことを証明できるように
少しでも多くの人たちに自分の作品を愉しんでもらえるように、今後も活動を続けていきます
こんなところでも臥薪嘗胆でペロペロしてますが、今後も同人活動は続けていきますので、よろしくお願いします
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コメント
自分が創作したものを本当の意味で客観視するのは難しいですよね。
そもそも自分は自分の物語に『ノッている』状態なわけで、違和感には気付きにくいかと思います。
読者は最初、自分の物語に『全くノッていない』状態なので、まずはそこをどうノセてあげられるか、ってことなのかなと通りすがりに思いました。
物語が中盤から掘り下げがあって面白いとしても、序盤でノレてないなら「よくある話」だなで片付けられてしまうこともあるでしょうし…。
今後も創作活動頑張ってください。
通りすがりですさん
お返事遅くなってすみません
コメントありがとうございました
おっしゃるとおり、自分の作品を客観視するのは大変難しく
そもそも、自分の知っている情報を相手は知らないのだ…というところと
どこまでを語れているから情報として十分/不十分の区分けが難しい
(この後に盛り上がることを読者は知らない…など)
そのあたり、今後の課題として
ああ、これから見たい展開が始まるから読んでもいいや…と
そう思ってもらえるような作品作りをしていければと思います
ありがとうございます。
今後とも頑張っていこうと思います